002|面白かった。で、私は?

岸本佐知子『ひみつのしつもん』を読んで

読み終わった。

作者の妄想がすごかった。

面白い妄想。

よくわからない妄想。

面白かった。

でも今回は、読んでいる途中で自分のことをあれこれ考えることはなかった。

*

共感できる妄想も何個かあった。

運動したくなくて、妄想を繰り広げる(笑)

わかる気がした。

歌舞伎を観に行ったときには、歌舞伎そっちのけで外国人観光客を見て、

これ、理解できるの?

そこから外国人の寸劇みたいな妄想へ。

本当に多彩な妄想を繰り広げているんだなって思った(笑)。

*

中でも、最も共感できたのは、外でつい調子に乗ってはしゃいで喋ってしまい、家に帰ってあれこれ反省するところ。

反省のしかたの妄想はよくわからなかったけど、ひとり反省会をするところは、私もよくあるので共感できた。

私も学校のママの集まりなんかに行くと、たまに舞い上がる。

喋っているうちに、自分が何を喋っているのかわからなくなる。

帰ってから思う。

私、何喋ってた?

そして一人反省会が始まる。

数日、落ち込んでしまう。

*

で、この本を読んで私は何か変わっただろうか。

何にも変わらない。

あえて言うなら、私がたまにする妄想なんて、かわいいものだと思った。

世の中には、もっとすごい妄想を繰り広げる人がいる。

それがわかった。

面白かった。

今回は、そんな読書だった。

さて、次を読もう。

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